9月30日までキャンペーン期間延長を緊急決定!「#学校ムリでもここあるよ」2021キャンペーン

#学校ムリでもここあるよ2021キャンペーン実行委員会は、キャンペーン開催期間 (当初予定2021年8月19日から9月6日まで) を延長し、9月30日まで実施することに緊急決定いたしました。

新型コロナウイルス感染症の第5波は、子どもや若年層の感染者数が急増していることが特徴です。感染力が強いと言われるデルタ株が猛威を振るい、重症化も懸念されます。

日本小児科学会が2021年8月26日に提示した「現在の新型コロナウイルス感染流行下での学校活動について」では、学校閉鎖等に関する基本的スタンスが示されています。

http://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=131

「もし休校などの措置がなされたとしても、子どもの行き場所や養育者を確保できるように、十分な配慮と準備が必要です。休校は子どもの生活を大きく変え、心身にさまざまな影響を与えうる措置です。きめ細やかな対応をしてこの状況を乗り越える必要があります」と提言しています。

こうした見解を受けて、文部科学省が学級閉鎖・学校閉鎖に関するガイドラインを発出しました(2021年8月27日)。

https://www.mext.go.jp/content/20210827-mxt_kouhou02-000004520-1.pdf

全国の自治体は学校の新学期の対応に追われています。校内での感染拡大を防ぐため、学級閉鎖や学年閉鎖、学校全体の臨時休業を実施する自治体もあります。

コロナ禍での子どもの心の状態を調査した国立成育医療研究センター「コロナ×こどもアンケート第4回調査(2021年2月発表)」では、小学4~6年生の15%、中学生の24%、高校生の30%に、中等度以上のうつ症状があり、また小学4年生以上の子どもの6%が「ほとんど毎日」自殺や自傷行為について考えた(「死んだ方がいい、または自分を何らかの方法で傷つけようと思った」)と回答しています。

https://www.ncchd.go.jp/center/activity/covid19_kodomo/report/CxC4_finalrepo_20210210.pdf

当キャンペーンは、主に小中高生の子どもを対象として、夏休み明けの自死を防止するため、学校や家庭で生きづらさを感じても「地域の居場所で受け止めるよ」「社会全体で見守っているよ」 と伝え、全国の居場所120ヶ所以上と連携してキャンペーン期間中居場所を無償で開放し、相談窓口として子どもたちの受け入れ先になる活動を実施しています。

現在の学校等の社会状況から、その余波を受けて家庭や子どもへの心の負担が増大することを考慮し、さらに居場所の必要性は増しているものと捉え、このたびキャンペーンの期間延長を緊急決定いたしました(2021年8月27日)。

 

◉クラウドファンディング

2021年9月6日まで60万円のキャンペーン資金を募っています。あなたのお力をお貸しください。

https://readyfor.jp/projects/cocoaru2021

◉オープニングイベント

 2021年8月21日(土)開催しました。

テーマ:続・居場所のちからー子どもの力になれる大人とはー

登壇者:

湯浅誠 社会活動家、東京大学先端科学技術研究センター特任教授、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長

前北海 NPO法人ネモちば不登校・ひきこもりネットワーク理事長、NPO法人フリースクール全国ネットワーク理事

関戸博樹 NPO法人日本冒険遊び場づくり協会代表

司会・コーディネーター:

生駒知里 FUTURE DESIGN/多様な学びプロジェクト代表

※アーカイブ動画はこちらからご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=RofY_VcxHuc

ご参考: キャンペーン告知 既報プレスリリース(2021年8月12日配信)

https://drive.google.com/file/d/1cZfqzfi4ByxP_8iAlccqsI7Oa_UuD6wt/view?usp=sharing

 

#学校ムリでもここあるよ 2021キャンペーン実行委員会

【主催団体】

多様な学びプロジェクト

https://www.tayounamanabi.com/

誰1人取り残されない社会を目指して、街を学び場に。学校外で育つ子どもたちが立ち寄れる居場所にステッカーを貼ってウェブサイトで紹介する活動や、子ども、保護者、運営者を対象にしたオンラインサロンやイベント運営を行っています。

NPO法人フリースクール全国ネットワーク

https://freeschoolnetwork.jp/

子どもの安心できる居場所と、学び・育つ権利を保障するために活動する全国のフリースクール、フリースペースのネットワーク団体です。

認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ

https://musubie.org/

「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる 」というビジョンを掲げ、こども食堂が全国のどこにでもあり、 安心して行ける場所となるよう活動しています。

【協力団体】

認定NPO法人チャイルドライン支援センター

https://childline.or.jp/supporter

チャイルドラインは、18歳までの子どものための相談先です。 かかえている思いを誰かに話すことで、少しでも楽になるよう、 気持ちを受けとめます。あなたの思いを大切にしながら、 どうしたらいいかを一緒に考えていきます。

NPO法人日本冒険遊び場づくり協会

https://bouken-asobiba.org

「遊び あふれる まちへ!」の合言葉で、地域で子どもたちが自由に遊び育つ豊かな社会の実現をめざし、日本全国の冒険遊び場づくりを支援しています。

 

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】

認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ

担当:鈴木 TEL:080-3124-6360 e-mail:suzuki@musubie.org

 

(ポスター) 

https://drive.google.com/file/d/1RCIk-JxS-wiNZ3buYcSEURyfoxhUChzm/view?usp=sharing

(プレスリリースPDF) 

https://drive.google.com/file/d/1NYJLitfRLka6JoMthItC5dxhtBVW05Cy/view?usp=sharing