2019年度にスタートした「#学校ムリでもここあるよキャンペーン」を2022年度も実施します。

今年度のキャンペーンは「特定非営利活動法人フリースクール全国ネットワーク」、「多様な学びプロジェクト」、「特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター」、「特定非営利活動法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」の協力の元、学校や家庭の他にも安心できる居場所や相談場所があると良いと考える様々な実践者によって構成される実行委員会が主催します。

2022年2月に文部科学省が発表した『児童生徒の自殺対策について』によると、新型コロナウイルス感染症の影響で、1年間の子どもの自死者数が499人と大幅に増えた2020年に引き続き、2021年も473人と500人近い高水準を保ってしまっています。

児童生徒の自殺対策について(PDF) 文部科学省 令和4年2月24日(木)

また、政府の「2021年自死対策白書」によると、2020年に自死した19歳以下は前年比118人増の777人、日本における10代の自死は国際的にみても深刻で、若い世代で死因の第1位が自死となっているのは、先進国(G7)では日本のみです。

令和3年版自殺対策白書/厚生労働省

この様な子どもの自死の問題に対して、ここ数年は様々なメディアで夏休み中及び夏休み明けの子どもの自死率が高いことが取り上げられ、命を削ってまで学校に行くことはないというメッセージを見聞きする機会は増え、大人たちが学校や家庭の他にも安心できる居場所や相談場所があると良いと考える風潮は少し広まったと感じられます。しかし、実際は子どもたちはどこに逃げればいいのでしょうか?

コロナ禍3年目の2022年度、心を通い合わすことのできる居場所の存在意義は、より一層高まっています。学校や家庭以外の居場所がない、相談できる人がいない、学校に行くのがつらい、生きづらいと考える子どもたちに、 私たち大人は何ができるのでしょうか?

そこで私たちは、2022年8月16日(火)〜9月9日(金)までをキャンペーン期間とし、オープニングイベントを実施し、地域、家庭、学校で、SOSのサインを発している子どもの気持ちに寄り添い、気づく大人を増やすことで、子どもの自死を社会全体で防ぐこと目指します。