#学校ムリでもここあるよキャンペーン2025オープニングイベント

「学校に行きたくない」という、子どもたち
大人の自死が減っている一方で、10代の自死は2010年以降増加傾向にあり、2024年には、1980年以降過去最多を記録しました。10代の死因の1位が自殺なのは、先進国7カ国の中で日本だけです。厚生労働大臣の指定法人・いのち支える自殺対策推進センターは、過去12年間の自殺者の記録をもとに、かつてない規模で分析を行いましたが、その中で10代の自殺が多く起きる時期は夏休み明け、登下校の時間帯で、自殺をする前の最も多い発信は「学校に行きたくない」でした。学校という場が、ある子どもたちにとって死を選ぶほどの心の負担になり、また周囲にそのことを相談できる関係がないことが感じられます。また、実際に不登校、あるいは不登校傾向にある中学生は今や5人に1人にのぼり、以前より増加していることも調査により明らかになっています(2023年「不登校に関する子どもと保護者向けの実態調査」認定NPO法人カタリバ)。
全国の子どもの居場所づくりを支える組織が集まり、「なんとなく学校に行きにくい」「ちょっと疲れた」「少し休みたい」「友達関係が大変」という子どもたちに、夏休み明けの時期に合わせて、学校以外の第三の居場所をホームページで紹介するキャンペーンを、2019年度より始めました。「学校以外の場でも子ども達を受けとめるよ」「社会全体で子ども達を見守っているよ」と、子ども達に伝えるキャンペーンです。
学校ムリならどうするの?
子どもや若者が「学校に行けない」と感じたとき、同時に頭に浮かぶのは「行かなかったとしたらどうなるの?(どうするの?)」という不安や恐れではないでしょうか。それは、本人が自分自身に投げかける場合もあれば、周りの大人や社会から多くの場合は本人の将来を心配したうえで投げかけられる場合もあるかと思います。学校が安心・安全な場でなくなった場合でもその不安や恐れとの間で苦しんでいる子どももいるのではないでしょうか。
#学校ムリでもここあるよキャンペーンでは、これまで「学校以外の場でも子ども達を受けとめるよ」「社会全体で子どもたちを見守っているよ」と子どもたちに伝えるべく活動をしてきましたが、生きづらさを抱えている子どもたちを取り巻く社会の制度自体も考えていく必要があります。今年度のオープニングイベントでは、実際に「学校がムリだった」若者と、そしてお二人のゲストと共に、生きづらさ・(学校へ)行きづらさを抱える子どもを取り巻く社会制度について考えます。
開催概要
- テーマ
- 「学校ムリならどうするの?」
- 日時
- 2025年8月20日(水)19:00〜21:00(予定)
- 会場
- Youtubeでのオンライン配信
※Youtubeにアーカイブが残りますので、後日の視聴も可能です。 - 参加費
- 無料
※寄付にご協力いただける方は、寄付チケットのご購入をお願いします。
※Peatixでお申し込みいただくと配信URLをご案内します。 - スケジュール(予定。変更になる可能性があります)
- 19:30 開会挨拶、実行委員会よりキャンペーン趣旨説明
19:15 トークセッション「学校ムリだったけどどうだった?その後どうなった?」
19:45 ゲストより取り組み紹介
20:25 登壇者によるクロストーク
20:55 クロージング
21:00 閉会 - 主催等
- 主催 #学校ムリでもここあるよキャンペーン実行委員会
協力 NPO法人 フリースクール全国ネットワーク、NPO法人チャイルドライン支援センター
登壇者プロフィール
寺田 学
衆議院議員
超党派多様な学びを創る議員連盟 事務局長
1976年秋田県生まれ。中学生時代のいじめ等による不登校の経験が、ライフワークの一つである「教育の多様化」推進の原動力になっている。
中央大学を卒業後、三菱商事を経て、2003年秋田1区から衆議院議員に初当選。内閣総理大臣補佐官を二度歴任。現在7期目(在職20年)。
超党派議員連盟の事務局長として、不登校やホームスクーラー、フリースクール等の支援を通じ、多様な教育機会の確保に奔走している。
⻄野 博之

認定NPO法⼈フリースペースたまりば理事⻑。
川崎市⼦ども夢パーク・フリースペースえん他、 各事業総合アドバイザー。
1986年より不登校児童・⽣徒や⾼校中退した若者の居場所づくりにかかわる。1991年、川崎市⾼津区にフリースペースたまりばを開設。 不登校児童・⽣徒やひきこも り傾向にある若者たち、さまざまな障がいのあるひとたちとともに地域で育ちあう場を続けてい る。2003年7⽉にオープンした川崎市⼦ども夢パーク内に、川崎市の委託により公設⺠営の不登 校児童・⽣徒の居場所「フリースペースえん」を開設、 その代表を務め、2006年4⽉より川崎市 ⼦ども夢パークの所⻑に就任。2021年3⽉までの15年間所⻑を務めた。神奈川⼤学⾮常勤講 師。精神保健福祉⼠。著書に『居場所のちから-⽣きてるだけですごいんだ-』(教育史料出版 会)、『⻄野流「ゆる親」のすすめ<上>7歳までのお守りBOOK〜「正しい⺟さん・⽗さん」を 頑張らない。〜』『⻄野流「ゆる親」のすすめ<下>10歳からの⾒守りBOOK〜だいじょうぶの タネをまこう。〜』(ジャパンマシニスト社)、『マンガでわかる!学校に行かない子どもが見 ている世界』(KADOKAWA)等多数。
【若者3人】
熊井万希子
24歳 1児の母。中1の11月から不登校を経験。
現在は全国各地で講演をし不登校の経験を話している。
悠佳
東京都出身・大学1年生。
中学時代に不登校を経験。その時に感じた「不登校」という言葉やイメージを変える為に全国のフリースクールを取材中。そして、Instagramに発信(yuuka.n1013)全国で講演活動。また、経験と感性を生かし、フリースクールのコンサルティング活動も開始。
片桐 弘翔
愛知県 岡崎市出身。23歳。
小学校1年生から不登校気味になり、小学校4年生の時にフリースクールに通い始める。中学校は地元から離れた学校に通うが、1年生の途中から徐々に休み始めそれ以降は週2ペースで登校。高校は通信制に入学し月2回の登校は休まずに通った。高校卒業後は映像に関する専門学校に入学し、学校が楽しく感じるようになりほぼ休むことなく通った。現在は映像会社に勤務している。
中村 尊(ファシリテーター)
NPO法人フリースクール全国ネットワーク代表理事
1967年長崎市生まれ。2004年にNPO法人フリースクール クレイン・ハーバーを設立・理事長就任、2007年にチャイルドラインながさきを設立・共同代表就任。その他、現在はNPO法人フリースクール全国ネットワークの代表理事としても活動中。フリースクールで子どもたちとウサギとネコと笑顔の日々をすごしています。

